■ ID | 812 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 時間領域Hilbert変換位相解析デジタルホログラフィ法による動的変形計測 |
■ 著者 | 片岡基史
埼玉大学大学院 V. D. Madjarova 埼玉大学大学院 門野博史 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | |
■ 出版年 | 2008 |
■ 誌名・巻・号・年 | Optics & Photonics Japan 2008、平成20年11月5日 |
■ 抄録・要旨 | 実時間で物体のひずみや振動に対してホログラフィ計測を行うために従来の写真乾板をCCDカメラに置き換え、数値計算により物体を再生する手法がデジタルホログラフィー法である。インライン型では、記録面での複素振幅を決定するために空間縞解析によらない位相解析法が必要となる。本研究では時間領域でHilbert変換位相解析法をおこなうことにより、運動する物体に適用可能なデジタルホログラフィ法を提案し研究した。実験では、波長514nmのAr+レーザを光源として用いた。参照光側のPZTミラーは鋸歯状波により、一周期につき2πの整数倍の位相変化導入することにより時間キャリアを導入した。これにより、位相決定時の正負の符号判定が正確におこなわれる。CCDに記録された干渉光強度データは、コンピュータに取り込まれ、再生計算がおこなわれる。In-lineのマッハツェンダー型干渉光学系を構築し、金属板の微小な変形量を計測するために、物体光と参照光の干渉パターンを取得した。 |
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